過払い金発生の目安

過払い金には、「1年間に〇〇万円を返還したら、必ず〇〇万円の過払い金が発生する」といった決まったルールはありません。
しかし、貸金業者との取り引きの内容や、取り引きしていた期間によって過払い金が発生する可能性が高まったり、発生した過払い金が高額になる見込みがあります。
ここでは、過払い金が発生する場合の条件や、過払い金額の目安についてご説明いたします。

過払い金発生の目安のイメージ

まず、過払い金はグレーゾーン金利時代の借り入れのみに発生するもので、グレーゾーン金利内での取り引きが一定期間以上(おおよそ5年以上)ある場合は過払い金が発生している可能性が高いです。
グレーゾーン金利は、貸金業法と出資法が改正された平成22年6月18日の施行で完全撤廃されたため、それ以降に借り入れやキャッシングをされた方は、基本的に過払い金は発生しません。
なお、グレーゾーン金利内であっても①「時効」、②「業者の倒産」、③「違法業者からの回収」などの3つのケースに当てはまっている場合は過払い金が発生しなかったり、回収が出来ないので注意が必要です。

つぎに、過払い金が発生する取り引き期間や過払い金の金額の目安ですが、過去の実績より以下のようなケースが多く見受けられます。

  • ※消費者金融に限度額50万円で借り入れしていた場合
  • 取り引き期間5~6年→過払い金額 約15~30万円
  • 取り引き期間7~8年→過払い金額 約30~50万円
  • 取り引き期間9~10年→過払い金額 約50~70万円
  • 取り引き期間10年以上→過払い金額 100万円以上

なかには、数社からの借り入れがあり、取り引き期間が15年以上の方の場合には、全部で300万円以上の過払い金が発生したケースもありました。
また、消費者金融よりも過払い金額は低くなることが多いですが、クレジット会社から借り入れされた場合でも長期間に渡り取り引きがあった際には、数十万円もの過払い金が発生するケースがあります。

違法利息での取り引き期間や、限度額、完済したかなど、状況によって過払い金が発生するか、また発生した過払い金の金額は大きく変動します。
そのために今回お伝えした上記の金額になるとお約束は出来ないですが、引き直し計算をすることによって個々の過払い金の発生の有無がわかります。
当事務所では、認定司法書士が過払い金の有無を無料にて試算いたしまので、ぜひお気軽にご相談ください。

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