過払い金の計算方法

ご自身の過払い金が、いったいどのくらい発生しているのか、気になる方は多くいらっしゃるでしょう。
過払い金が発生する要因は、グレーゾーンと言われる「出資法(29.2%)」と「利息制限法(15~20%)」の金利の差によるものです。

過払い金の計算方法のイメージ

このグレーゾーン金利と現在の金利の差額を計算する、いわゆる「引き直し計算」をすることが、過払い金返還請求のスタートになります。
ここでは、分割で返済をした比較的シンプルなケースの計算方法をご紹介します。

◆Aさんのケース

Aさんは消費者金融会社から出資法の上限金利である年29%の金利で借金をしました。
利息は年間29万円(元本:100万円×利率:29%)となり、1年後には借金は129万円(元本:100万円+利息:29万円)に膨れ上がる計算になります。
せめて利息分だけでも返済しようと、分割で一か月に24,166円ずつ、年間29万円(24,166円×12か月)を返済をしていました。
何年も支払を続けますが、一向に元本の100万円は減りません。

ここで、利息制限法に基づいた100万円の上限金利の年15%の適法な金利で引き直し計算をします。
利息は年間15万円(元本:100万円×利率15%)となり、1年後の借金は115万円(元本:100万円+利息:15万円)になります。
年間29万円を返済していたので、この115万円から差し引くと、1年目の借金の残高は86万円(元本+利息:115万円-1年の返済額:29万円)になりました。

そして、2年目の元本が86万円となり、1年後の借金は99万円(元本:86万円×利率:15%)になります。
この99万円から29万円の返済額を引くと、2年目の借金の残高は70万円(元本+利息:99万円-1年の返済額:29万円)になりました。

このように、計算を繰り返していくことによって借金の元本はどんどん減っていき、6年目には完済できることになるのです。(図参照)
6年目以降も返済をしていた場合は過払いとなり、22万円の過払い金が返ってきます。

借金の元金年間返済額借金の残額
1年目100万円29万円86万円
2年目86万円29万円70万円
3年目70万円29万円51万円
4年目51万円29万円30万円
5年目30万円29万円6万円
6年目6万円29万円過払い22万円

このように過払い金の計算ができるわけですが、ご自分で引き直し計算をすることは面倒に感じる方が多くいらっしゃると思います。
当事務所では、当サイトの過払い金計算機の簡単な質問にご入力いただくだけで、すぐに認定司法書士が無料で計算結果をお伝えします。
過払い金の試算だけでも、ぜひお気軽に当事務所までお問い合わせください。

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